公益財団法人三井住友銀行国際協力財団

財団概要

設立趣意

国際社会において我国の果たすべき役割は、時代の変化につれ、益々重要なものになって来ております。

これまで、我国は国際社会の調和ある発展に貢献するため、政府開発援助を中心として開発途上国に対する経済協力を行うと共に、相互理解を深める為、交流の促進にも注力して参りました。

併しながら、近年、開発途上国側のニーズが多様化して来ているため、きめ細かい協力が必要になっております。取分け、経済発展に資する人材の育成には、民間レベルでの国際協力が極めて重要であります。 多数の開発途上国に深く関わっている我国は、諸国の人々から正しい理解を得る必要があり、その為に、交流を一層活発に行わねばならないと考えます。

これらの協力と交流の意義を正しく認識して、国際社会における役割を果たし、貢献して行く事が、今、私達に強く求められていると言えましょう。

以上の趣旨から21世紀を展望し、平和と繁栄を目指す国際社会の要請に応えていくために、本財団は設立されました。

設立日1990年10月1日

目的

本財団は、開発途上地域の経済発展に資する人材を育成し、支援するため、開発途上国を始めとする諸外国の有為な人材を我が国に招聘し、研修の実施、奨学金の供与を行うとともに、セミナー及びシンポジウムを開催し、これらの事業を通じて国際交流を促進し、国際社会の平和と繁栄に寄与することを目的としています。

事業

上記の目的を達成するため、次の事業を行います。

(1) 開発途上国の経済発展に資する人材の招聘及び研修並びに奨学金の供与及び支援
(2) 開発途上国の経済発展に資するセミナー及びシンポジウムの開催並びにこれらの活動を行う者に対する助成
(3) 内外の大学における開発問題に関する研究教育への支援
(4) 内外の開発援助関係機関に対する協力及び援助
(5) 開発援助分野において活躍及び貢献した者に対する顕彰
(6) 広報誌の刊行及び頒布
(7) その他本財団の目的を達成するために必要な事業

これらの事業は、本邦及び海外において行うものとします。

基本財産

13億5千万円  (設立当初 9億5千万円)

設立・沿革

1990年10月1日付 財団法人太陽神戸三井銀行国際協力財団 設立
         (当初株式会社太陽神戸三井銀行の発足を記念して設立)
1992年4月    財団法人さくら銀行国際協力財団へ名称変更
2001年4月    財団法人三井住友銀行国際協力財団へ名称変更
2013年4月    公益財団法人三井住友銀行国際協力財団へ移行

所在地等

〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-1-2
電話: 03-3282-1111 (代表)
e-mail : smbc-foundation@kej.biglobe.ne.jp